住まいは ”自分らしい暮らしを実現する” アイテム。

空き家

820万戸の空き家があると言われています。この数字を見ると全住戸の13%が人の住んでいない空き家になっています。実際あなたの家の周りにそんなに空き家がありますか。ありませんよね。実はこの820万戸はからくりがあります。
アパートやマンションの入居者募集中の空き室も含まれています。また、別荘や投資目的の未入居の建物も含まれます。国交省の統計を見てみますと一戸建ての空き家は約320万戸、共同住宅は約470万戸、残りがその他となっています。
ただしこのうち活用可能な空き家は全国で48万戸にすぎません。活用可能とは、駅から1km以内で簡易な手入れによって利用可能な空き家を言います。

これらの空き家を取得した原因は、相続が一番多く次に新築の一戸建てやマンションを購入、次の多いのは中古一戸建て、マンションの購入となっています。
この様に積極的に空き家を購入し利用して頂けるならばよいのですが空き家のまま長期に放置しておくと問題も生じてしまいます。

想定される問題は〇防災性の低下。〇防犯性の低下。〇ごみの不法投棄。〇衛生の悪化、悪臭の発生。〇風景、景観の悪化。〇その他、樹木・雑草の繁茂などがあります。所有者の方は少なくても年に1回は見て回りましょう。もしご自分で見回れない場合は管理を管理会社などに依頼してください。火災や倒壊などによって近所に被害が出たときは所有者の責任になってしまいます。

2019/5/30